Alstroemeria Recordsの東方シリーズ第６弾。ジャケットはあの桜沢いづみさん。なんとLPサイズのパッケージです。迫力あるな。

マンネリ化してきた感のあるこのシリーズですが今回はそう思わせない出来のようでやっぱりいつも通りのような気も（どっちだ

�@はオシャレなハウスアレンジ。コンガ主体のリズムが気持ちいい。フルートのソロもグッド。
�A〜�Cとトランスが続きます。基本は同じフレーズの繰り返し→メロ導入なんだけど、どれもリズムとベースがしっかりしているのでノレる。シンセ音のセンスがすごく良い。特に�Aの繰り返されるアゲまくりなフレーズはトランスできます。
�Bは昔のCDに収録された曲のクラブミックスであんまり変わってない。
�Eは異質なトラックで時計の音をバックにオルゴールが鳴っている曲。面白い曲だけどオルゴール止まる→ネジを回す→オルゴールってのが長い間続いてちょいしつこいかな。でもアルバムの良いアクセントになっている。
�Fはボーカル曲。正直歌が下手。低音がきつそうで聴いてられない。歌詞も音とあってないうえ、いかにもな単語連発なんでちょっと…。トラックはいいのになぁ。
�Gはエレクトロニカ/アンビエント系のアレンジ。�Hでまた過去ＣＤ収録のネクロファンタジアアレンジのクラブミックスで同じく微変更。この曲はネクロの緊迫感が無くてあんまり好きじゃないんだよな。
�Iも表記からするとクラブミックスなんだけど昔の作品からじゃないのか覚えてない。おもしろい音が左右に揺れてます。メロが入ってきてからがすごく良い。ラストに適した曲。

いままでと同路線だけど一曲一曲の質は上ったかな。中盤に変化球あるから（他作品に比べて）だれないのも良い。
でもこのシリーズに飽きてきたって人には手放しで薦めにくいかな。ネタ切れてるんじゃないだろうか。
ジャケットはGJ。