Diverseによるファミコン（+スーファミ）アレンジ2枚組み。
冬コミ当日はこのCDの名前をよく耳にしました。
行きの電車で近くの人が：「今日の目的はDvs8だな。俺の世代にはたまらん出展元だ。」
会場で休んでる時に隣の集団の会話が：「アレ買ったくれました？」「コレ（Dvs8)だろ？」
帰りの荷支度中に横で：「いや～、コレ（Dvs8)買えて良かった。」
Dvs8すげー。
チープなピコピコ音を使ったアレンジではなく、クオリティの高いクラブサウンド系の音質によるアレンジがほとんど。
BMS方面の人が多いのでどちらかと言うとクラブ寄りですが、メロディの残っているアレンジが多いので普段クラブ系を聴かない人でも楽しめるでしょう。
肝心の出来はと言うと、原曲を残しながら独自のアレンジをしていて面白い。
高品質なアレンジCDです。
（※「」内は出展元です。曲名はほとんどわからん）
■disc1：
元気なアレンジが続く①～⑤の流れはCD内で一番好き。特にファンキーなベース、軽快な三味線、ナイスメロディのシンセが絡みあう③「ゴエモン２」アレンジが好き。
他にも、浮遊感のあるエピックトランスアレンジの⑥「FF3」、かわいらしい渋谷系アレンジの⑨「コナミワイワイワールド」なども良曲。
コレといった捨て曲も無し。メロディーの残った曲が多いので聴きやすいです。
■disc2：
disc1比べると原曲破壊のされたアレンジが多く、リズム重視です。
「FF」の『プレリュード』に巧くシュランツのリズムをのせた⑤、地味なテクノの⑦「バンゲリングベイ」、「マッピー」のメロディが耳に残るEarBreakerさん久々の明るいハウスアレンジの⑧「ゼビウス+α」、「アトランチス」を真面目なピアノ曲にした⑪などがお気に入り。
癖のあるアレンジが多いです。各曲の質は高いけど、通して聴くとダレる事がたまにあるのでdisc1の方が好きかな。
懐かしのメロディがバラエティに富んだアレンジをされていて面白い。
楽曲の質が良いのでファミコン世代はもちろんの事、そうでない人でも楽しめると思います。オススメ。
