作曲者が自己解釈でガチでテクノだと思うナンバーを集めたオリジナルアルバム。
直球テクノのみというわけではなくレイブやシュランツも収録されてます。普段のsillyよりシリアスなサウンド。
メロディはほとんど無し。ひたすらリズムリズムのストイックなCD。
音量と低音を強めにして聴くと爽快です。
全曲リズム重視ながらも色の違うトラックが揃っています。
@ぶつ切りブレイクビーツ。過激に盛り上げず、ひたすらリズムを刻む。一発目からストイックです。
BEarbreakerさんによるアゲアゲなレイブ。とにかくテンションをアゲる事を考えたような曲。中盤のギターがカッコイイ!
C野生の本能をくすぐられるトライバル+シュランツ。うねるリズムがヤバイ。ノレます。
Fnixxさんによるハードテクノ。feedpointシリーズっぽいです。この人のバスドラは固くてホント気持ち良い。
Hmisnoshimaさんによる(良い意味で)スカスカなトラック。程よく気持ち悪い声ネタにからむリズムがたまらん。今作で一番気に入ってます。
Jリズムが凝ってるトランステクノ。この曲のリズムが一番好きです。
他の曲もストイックな曲ばかり。
ひたすらリズムなんで途中でバテる事もある。D〜Gあたりでよくダレてきます。
そういう意味では最後までダレずに聴ける「PING」の方がテクノCDとしては上か。 また、自然とタテノリできる曲が意外と少ない。変化球が多いからか?
良いんだけど、視聴での期待が大きすぎたからかなんか引っかかるんだよなぁ。
まぁ、決して悪くはないのでテンションを保てた時は楽しめる。なんだかんだでヘビーローテーションしてますし。
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