テクノ系ミニアルバム。4曲入り。ハイパーダル。とってもだるい感じを目指してがんばらないようにがんばったとか。
リズム・ミュージックですがノリノリなタイプの音楽では無い。ダブ系のダルそうに浸らせる感じ。
こういったスローテンポのクラブサウンドって難解なイメージがあるのですが、今作は意外にも聴きやすかったです。というより最近のPINGさんのCDではかなり聴きやすい部類。ゆったりと浸れる。
もちろん必要最低限の音しか鳴らないシンプルな作風はあいかわらずなんで今までの作風が好きな人も無問題。
@11分超えのダビーなテクノ。ダルそうなベースに細かなSEが散りばめられたほぼノンビート曲。良い感じに眠くなります。気持ちええ。
A少しトライバルなハードミニマル。低音で固められたリズム隊がグルーヴィー。後半のサイケデリックなフレーズにトランスする。
Bアラビアンなシンセが印象的なダブ・テクノ。だる〜(褒め言葉です
C11分超えのアンビエント・テクノ。透明感あるシンセ・ストリングスに必要最低限のピアノが絡む。抑えながらもリズムが少しづつ盛り上がっていくのが良い。
シンプルに、ダルそうに進むストイックなテクノCD。ダルくてイライラするのではなく、一緒にだる〜と出来る良作です。
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