珍しいギルティギアアレンジ。もしかして業界初?
テクノ系のイエミツとHR/HM系のGGの意外な組み合わせに視聴前の期待は大。
疾走感のあるトランスコアアレンジあたりで攻めてくかと思ったらBPMの遅いテクノがメインでした。
原曲のメロディが遅いテンポには合わないので、メロディをそのまま引用している曲は微妙です。対して元から低速の曲の”リフ”を利用しているアレンジはなかなか面白い。
原曲に比べ、地味なアレンジが多いので即効性は低いかもしれません。でも聴いてるとジワジワ良さが伝わってくる曲もいくつかある。
@「BURLY HEART」アレンジはポチョムキンの重さが良い感じに表現されてる低速ハードテクノ。後半にはジャジーなサックスが挿入される。良いアレンジです。
Aは唯一のハイスピードトラック。「writhe in pain」を直球トランスコアアレンジ。音をシンセにして4分打ちにしただけとも取れるので、後もう一つ何かが欲しかった。
BCDは遅いテクノです。原曲を生かせていない気がします。音がごちゃごちゃしてて何がやりたいのか良く分からなかった。
E「feel a fear」をウネウネしたミニマルテクノにアレンジ。原曲のフレーズを上手く使ってる。
F「awe of she」をポップなシャッフルにアレンジ、Gは「the original」のピアノフレーズを上手く使ったラウンジ向けのハウスにアレンジ。どっちも意外性あるなぁ。
@FGはziki_7さんによるアレンジです。この人のアレンジは原曲を破壊しながらもエッセンスを残した上質のアレンジばかり。
Hは「babel nose」をハッピー風にアレンジ。ひたすらループなんで地味ですが悪くは無い。
IはGGのイメージソング。ボーカル有りの爽やかなシンセロック。ちょっとボーカルが…。
ここまで書いてて気付いたんですが、好かった曲はziki_7さん(@FG)とatomicさん(EH)の曲だけでした。
良い曲と悪い曲の差が激しかったです。CD全体としては微妙。期待してたよりかは楽しめませんでした。
上の二人はGG好きをオッと言わせる良いアレンジをしているんですがね…。
|