オリジナルのフルボーカル・アルバム。

ロック、テクノポップ、エスニック系、ニューウェーブ、トランスとバラエティに富んだ内容。
全体的に暗めかな。
基本的に歌モノポップスですが、キャッチーなメロディは少なめでした。
遊女さん、池田奨さんなど人気のある歌い手さんに加え、個人的に大注目のmatiereさんがボーカル、作曲（�D�E）ともに参加してます。
やっぱり自分はmatiereさんのマニアックな曲に一番惹かれた。
平坦に感じるCD全体のミキシングはちょい気になる。

�@UVERWORLD系のロック。適度にヘヴィ、適度にポップ。Bメロが好き。イントロの攻撃的な歌い方に痺れた！
�A明るいテクノポップ。アレンジは好きだけど歌メロがイマイチかも。
�Cニューウェーブ＋エスニック。独特すぎるサビは最初好きじゃなかったけどだんだん気に入ってきた。なんだろうこの中毒性は。
�D憂いのあるシンセに硬いリズム、そして内向的なメロ。NEW ORDERの影響が大です。執拗に繰り返されるスネアの音がたまらん。ギターソロは意外（？）にも熱い！
�E「ティラティラティリン」というひとつのテーマを中心に広がっている曲。派手さは無いけど癖になる。
�Hキラキラ・ダッチトランス。matiereさんの声を弄くったイントロが激しくツボ。本編はアレンジに比べてメロディに抑揚が無い気もする。

良くも悪くも典型的な同人フルボーカルコンピ。
どの曲も一定のレベルは保ってますが、キラーチューンが無くて全体では少々インパクトが弱いかも。