オリジナル＆アレンジのテクノ系アルバム。アレンジは東方とひぐらしから一曲ずつ。

コンポーザーはカルロさんとQLYNX.さんの二人。
カルロさんは、ヒップホップ風のリズムにジャズ、エレクトロニカ、アンビエントあたりの音をブレンドしたゆったりメロディが奏でられるお洒落なスタイルです。
音数は少ないながらも、キラッと光るフレーズが散りばめられてます。
即効性のある音ではありませんが、何度か聴いてると良さがわかってくる。
QLYNX.さんは、メロディのあるテクノ/エレクトロニカが主。音の作りこみとメロが弱いかなぁ。

�Bちょいコミカルなミニマル。どことなく初期aphex twinっぽい。
�Dヒップホップ系のリズムに穏やかなメロが乗る曲。温かい音色で紡ぎだされるメロディが気持ちいい。後半の開放感はなかなかのもの。
�Hビートレスなアンビエント。メロが渋谷系/中華なのが面白い。
�Mゆったりしたビートの上を少し切ないピアノ/エレピが奏でられ、後半では泣けるストリングスがやってくる。琴線に触れる音使いでしんみりとしてきます。一番気に入ってる曲。

カルロさんの曲がムーディで良かった。
リラックスしたい時、少し浸りたい時に聴くと丁度良い。
気づいたら繰り返し聴いてる。
まだまだ成長段階だと思うので今後が楽しみです。