STGアレンジ(CAVE系メイン)+オリジナルのアルバム。出展元はデススマイルズ、ケツイ、むちむちポーク、東方風神録。
ロックとエレクトロニカがメイン。時に両ジャンルを混ぜてポストロックみたいな曲もあります。
ロック系の曲ではギター、ドラムともパワーがある。
エレクトロニカ系での音の作りこみもなかなかのものです。
さっぱりしたサウンドでとても爽やかな雰囲気。青天サイダーってCDタイトルはアルバム内のサウンドを上手く表していると思う。
原曲からのメロディは生きてるし、アレンジも凝ってて面白いのが多い。
あまり他に見ない出展元もナイス。
なかなかの良作です。
A「迷いの森(デススマイルズ)」。エッジの効いたカッティングギターがカッコいいロック。このギターは反則レベルです。乾いたスネアの音も好み。
B「憎悪ニ狂エル戦慄の死亡遊戯(デススマイルズ)」。やはりゴシカルな名フレーズが耳に残る。マシンガンのように連打されるスネアがたまらん。
C「DARKENDED BOSS(ケツイ)」のデジタル要素がちょこっと入ったロックアレンジ。後半のプログレ風ギターがやべー!
D「フォールオブフォール(東方風神録)」の音響系エレクトロニカアレンジ。大胆なアレンジで面白いです。広がっていく音が気持ちいい。
E「どきどきインザスカイ(むちむちポーク)」。ブレイクビーツにチープなシンセ音を載せてスタートして途中から一気にロック化。この転調は良いな。メロディも素晴らしい。シンセ音はケラ&ザ・シンセサイザーズを思い出します。
F「いざいざメインディッシュ!(むちむちポーク)」。優しいシンセに合わせてギターが唸るポストロック。後半のギターは歪んだ音を出してて熱い。
Gエレクトロニカ系のシンセにロックなドラムの組み合わせ。ラムネのようなさっぱりとしたノスタルジーな感じがする。
Hジャジーなドラムのポストロック。盛り上がってきた時のギターがカッコイイ。ラストのピアノが泣かせてくれます。
ノレて、浸れる良作。
ロックファン、エレクトロニカファンのどちらにもオススメできる。
M3 2008秋で一番のダークホースでした。オススメ!
|