オリジナルのテクノ/アンビエント/ダブCD。
nankadoとgurunemusikとして出した作品から選曲したベスト盤になります。
HPに簡単なライナーノーツ(曲目詳細)あり。
派手さ控えめでひたすら反復。
とはいってもアングラ/コアな感じはせず、時にドリーミーだったり、時にキュートだったり、時にダビーだったりと夢の中のようなフワフワした雰囲気が漂っています。
シンプルな音使いである意味スカスカ。それでいて鮮やか。ビーズの少ない万華鏡のような音楽です。
踊らすより浸らすサウンド。
ポップとはかけ離れたマニアックなダウナーサウンドなんで聴く人は選ぶかも。好きな人はちょっと視聴しただけでクルでしょう。
ミックスCDというわけではないですが、基本的に曲間ゼロなんで曲と曲が繋がっているように感じる時もある。ベスト盤ながらアルバム構成が考えられています。A→Bの変わり目なんか良い感じ。
Aビート有りの夢遊系アンビエント。1分あたりから入ってくるハイハットと2分ぐらいから入ってくる電子オルガンが好き。
Bミニマルチックな曲。フワフワしたピアノが良い。
Dノイズ。何かが燃えてるような音が歯がゆいのに気になる。これが恋?(違
Gとっても可愛らしい曲。小刻みに同音を繰り返すのが癖になる。今作で一番好きな曲です。
HレトロなシンセベースにリズムとSEが重なっていく。ひたすら刻み続けるハイハットがEBM的で良い。
J電子音で奏でられるブラジリアンリズムに電子声のポエトリーリーディングが乗っかる。この中毒性はたまらない。これもお気に入り。
ムード作りはなかなか巧い。アンビエント好きなら楽しめるのではないでしょうか。
ただ、聴き手にもイマジネーションが要る曲がこれだけ並ぶと通して聴くのは結構疲れます。
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