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Stir up Club Edition V2
サークル AlliumProject
元ネタ オリジナル/ボカロ

クラブサウンド仕様なボカロCD。compllege周辺のTaishiさん、Nhatoさん、Ziki_7さんといった人たちが参加してます。

メンツからわかるようにトランス/エレクトロがメイン。
メインメロディとしてボカロを使っている場面は少なく、4つ打ちでガシガシノラせているパートが楽曲の大半を占めています。
固い四つ打ちキックと浮遊感あるウワモノはトランス、ベースのギュイギュイ唸ってるのはエレクトロ。良いバランスです。

曲によってはもはやボカロが声ネタとして使われているケースもあります。
曲単位ではよくあれどCD全体でここまでクラブサウンドに専念しているボカロ作品も珍しいのではないでしょうか。
ボカロCDという縛りを無くして単純にプログレ・トランスとして聴いてもトップレベルのクオリティ。

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@「song2 / blur」を思わせるリズムから始まる非四つ打ちのプログレッシブ・トランス。ユーフォリックなフレーズでアゲていく。落ち着いたグルーヴを生み出すベースが良い感じ。メロも切ない。でもリズムはなかなかロックしてる。一曲目から飛ばされます Aziki_7さんによるインテリジェンスなエレクトロ・アシッド・トランス。どっちかといえばリズム重視ですが、時折顔を見せるユーロトランス的なメロディにハッとさせられます。

Bがっしりしたリズムのハウス寄りトランス。繰り返される声ネタが癖になる。中盤の美メロピアノブレイクから低音を抜いてさらに開放する瞬間がすごく気持ち良いです。

CTaishiさんによる英語歌詞のスペーシーなエレクトロ/トランス。長いブレイクから激強烈なアグレッシブ・エレクトロへとシフトする。サイレンのようなシンセとともにダークにアゲまくる!激しさとメロディアスな面が絶妙に融合してます。今作で一番好きな曲です。
Gミクにエフェクトをかけてシンセのように扱っており、もはやボカロを「声」として使ってない面白い曲です。この音作りがまたナイス!キック弱めでCDのチルアウトタイム的位置づけ。しかし、音の広がり方は一番と言ってもいいくらいに丁寧。

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スケールのでかいトランス/エレクトロサウンドのガチクラブサウンド・ボカロCD。
広大な宇宙的サウンドにボカロの透き通った音感触がぴったりマッチして最高に気持ちのいい一枚になっています。
CD全体の「タメ」と「アゲ」の比率が丁度良い感じなので通して最後まで聴いても浸れます。

音の作りこみは半端無く、かつ適度にキャッチー&メロディアス。オススメです。

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