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なんと鉄道関係の音楽アレンジ。駅のメロディや車内チャイムとかです。
自然と頭に刷り込まれているメロディが4つ打ちアレンジに!?
ブックレットにある「普段意識して聴くことは少ないかもしれませんが、注意深く聴いてみると実は名曲揃いだということが判ります」との一節。まさにそれで本当に良いメロディばかりでびっくり。
テクノ系アレンジが主ですが、ストイックになりすぎない聴きやすい曲が多いので題材に興味を持ったらゲットして損は無いかと。
どこかノスタルジーを感じさせるメロディが染み込んできます。
東京の線で使われている曲が多いのかな?コミケでしか東京に行かない自分でもなんとなく耳に残ってるフレーズがあった。
電車テクノをやってるK9M.NETのNao Shimamura(旧HbK Akazawa)さんもいますが、あちらが電車の「音」を使ってテクノを作るマニアックな作風なのに対し、こちらは耳慣れた「音楽」をわかりやすくアレンジしていているのでテクノ好きとかじゃなくても楽しめる思います。
鉄道関連にはまったく興味の無い自分でも楽しめました。
@「鉄道唱歌」アレンジ。旅を感じさせるノスタルジアなハウス。メロディ良すぎだろう。ピアノバッキングもベタでたまらん。2:38からのメロディで号泣。名曲です。
A「Cielo Estellado」のトランステクノアレンジ。電車らしい反復フレーズが面白い。言葉にするのは難しいけど聴いたら言いたいことがわかると思います。
C「せせらぎ」アレンジ。山手線で流れてるんだっけ?普段の生活で聴くメロディが4つ打ちに乗ってるのは変な感覚だ。意外に中毒性の高いフレーズであることに気づく。
D「曲名不明(旧拝島2番線)」のアレンジ。エレクトロニカのような温かみのある音を使ったテクノ。メロディが切ない。電車の走る音が挿入されるタイミングが絶妙です。感動的。
F「大阪市営地下鉄接近放送」アレンジ。まさかのワルツ。うーむ、元がどんな曲か覚えていないなぁ。大阪在住のくせに東京の線の曲のほうが覚えているという不思議。
H「ピアノの速い音節と鈴」アレンジ。中華なフレーズが気持ち悪いような癖になるような。ちなみに原曲は本当にこういう曲名だそうです。
面白いアレンジ元のCD。題材ネタだけで終っていない、純粋に楽曲としても良質なオススメ作品です。
鉄道マニアはもちろん、そうでない人も楽しめると思います。
ちなみに電車の旅の風景を収録したDVD付き。
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