男性ボーカルのオリジナル・ミニアルバム。4曲入り。
変わらずのメガネ男子ポップス。
まったりするアンニュイムード、優しい声で歌われるグッドメロディ、安易なテクノポップでは終わらない(ソフトな)ロックなビート感にドリーミーなフレーズ。 変化球は狙わずに「安心な僕ら」がストレートに出た作品。もちろん良作。このサークルにしては比較的ノリが良い……というか素直なアプローチです。 そこらへんが、スーツでピシッと決めた自信満々なメガネ男子のジャケにも反映されてるのかな? ---- @ドリーミーなシンセとポップな歌。心がほっこりする歌メロがたまらんです。またゲスト参加されてるいずみあやさんのコーラスが素晴らしい。かすれるようなコーラスとシンセがフワフワと浮いているアウトロは夢のような優しさ空間。「音」というクリスタルを通して「声」という妖精をみている、そんな「透明な感覚」を覚えます。いきなり良曲。 Aこの曲はボコーダーパートとノーマルボイスが一曲で混合してる。もしかして初めてかな?サビ後のわずかに中東を感じるウインドシンセサイザー(?)が哀愁を帯びててノスタルジ〜。良い意味で足元がふらふらしてるリズムも心地よい。
Bフル・ボコーダーで安心な僕ら流ドリームポップです。いや〜哀愁とポップが共同したメロディが最高。そして歌詞がまた素晴らしい!なんたっていきなり「しばらく前に思い出せなかった 探偵なんて開業した最低な友人のこと」ですよ?吸引力抜群
。 C07の一曲目をノリの良いテクノポップにリミックス。リミキサーは溝口哲也さん。跳ねるジャズピアノで晴れ晴れとしてノリを生み出し、ラップサンプリングまで入れちゃう。そしてドシッと構えてる良メロ。後半のハッピーな空気は幸せすぎて泣けてくる。原曲が好きな曲なのでリミックスしての再収録は嬉しいです。 ----
サークルの色を素直に出したメガネ男子ポップス集。
まったり、アンニュイ空気ってのはこのサークルの特徴であり魅力だと思いますが、アンニュイといっても気怠げな空気というより、メガネ男子的な頼りなさ/華奢といったイメージへと結びつく。 |