ドイツ直系ハードトランスアルバム。
アレンジがメイン。オリも2曲あり。
ズンズンとくるバスドラ+シャカシャカは正にジャーマントランスの匂い。ドイツの堅物っぽさがよく出てます。
体を揺らしながら聴くと気持ち良い。
がっしりしたリズムは文句無し。しかし、ウワモノは印象に残るフレーズが少なくて弱いかも。また、グイグイと盛り上げる展開も少ないので、過激なまでにアゲていくトランスが好きな自分には物足りなさも残りました。
良かったのは
B「鳥の詩」アレンジ。鳥の詩をそのままフロア仕様にしたらこうなるだろうってなアレンジです。原曲のイントロフレーズが出てくる時の開放感がたまらない。
Dオリ曲。中盤のアゲアゲ展開が気持ち良い。力強いアレンジです。
E月姫の「月下」アレンジ。良い具合にウネウネしてるリズム重視曲。
G東方から「稲田姫様に叱られるから」のアレンジ。シンフォニック調な盛り上げ方が良い。今作で一番アゲかたが上手いです。前半の粒の細かいシンセループもノレる。
土台(リズム)はしっかりしているけど、ちょっと真面目すぎるかなぁという印象。少しキツイ言い方になりますがどの曲も影が薄いです。
作業中のBGMとしては悪くない。
ちなみに低音が弱めのミキシングなのでプレーヤー側で低音を強しなければ迫力が足りないです。このCDにおいて低音強調は義務。
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